チョコレートってたまに無性に食べたくなりますよね。
でも「チョコレートって太るからなぁ」と思い避けていませんか?
そんな方に朗報です。
『チョコレート=太る』というのは、あなたの勘違いかもしれません。
実は、チョコレートの中にも太りにくいチョコレートの種類があります。
さらには、チョコレートは食べ方次第でダイエットにも使えるのです。
この記事では、
・太りにくいチョコレートの種類
・ダイエットにも効果的な太りにくいチョコレートの食べ方
を解説します。
チョコレートが好きだけど、太るのが気になるという方は是非呼んでください。
太りにくいチョコレートの種類ランキング
ここでは、太りにくいチョコレートの種類を紹介します。
チョコレートは油分と糖分が多い食品です。
そのため確かにカロリーの高い食品でもあるのです。
しかし、チョコレートの中でも実は太りにくい種類もあるのです。
ポイントは「食物繊維」です。
実は、食物繊維は糖の吸収を穏やかにし食後の血糖値の上昇を抑制してくれる効果があります。
そのため、食物繊維の多い食べ物は脂肪が付きにくく太りにくいのです。
つまり、食物繊維を多く含んでいるチョコレートは太りにくいということです。
食物繊維を多く含むチョコレートには次のようなものがあります。
・アーモンドチョコレート
・難消化性デキストリンを含むチョコ
これらのチョコレートに関して、さらに詳しく解説します。
太りにくいチョコレート
高カカオチョコレート
食物繊維:約12g(100gあたり)
高カカオチョコレートには通常のチョコレートよりもカカオマスが多く含まれています。カカオマスとは、チョコレートの茶色い色や苦みの元になるカカオ豆の種子の成分です。カカオマスには多くの食物繊維が含まれます。そのため、高カカオチョコレートは太りにくいのです。
アーモンドチョコレート
食物繊維:約5.1〜9.3g(100gあたり)
アーモンドチョコレートも太りにくいチョコレート一つです。アーモンドチョコレートのアーモンドには食物繊維が豊富に含まれています。アーモンドの食物繊維はレタスの9倍とも言われています。そのため、アーモンドチョコレートは太りにくいチョコレートなのです。
特にグリコの『アーモンド効果』はおすすめです。
他のアーモンドチョコレートよりも食物繊維が多く含まれておりおすすめです。
アーモンド効果の食物繊維はアーモンドチョコレートの中でもトップクラスの9.3g(100gあたり)です。
難消化性デキストリンを含むチョコ
食物繊維:約18.2g(100gあたり)
難消化性デキストリンを含むチョコレートもおすすめです。難消化性デキストリンとは食物繊維の一種です。特定保健用食品(トクホ)のお茶などにも多く含まれており、試験により安全性は確認されていますので安心してください。チョコレートに含まれる脂肪や糖は腸で吸収されますが、難消化性デキストリンはこの脂肪や糖の吸収を抑制します。
でも、「難消化性デキストリンが含まれるチョコレート」と言っても、あまり聞いたことないのではないでしょうか?
現在のところ難消化性デキストリンを含むチョコレートはグリコの『LIBERA』のみです。LIBERAはチョコレートで初めて”機能性表示食品”にも登録されたチョコレートです。
糖類ゼロのチョコレート(おまけ)
おまけですが、「太りにくい」という意味では糖類ゼロのチョコレートもおすすめです。
通常のミルクチョコレートは砂糖やミルクなどの原料に由来する糖類が含まれています。しかし、シュガーフリーのチョコレートには糖類が含まれません。
糖類が含まれないチョコレートには、ロッテの『ゼロ』というチョコレートがあります。現在のところ、手軽に手に入るシュガーフリーチョコレートは『ゼロ』だけでしょう。ゼロでは砂糖の代わりに糖アルコールや甘味料を使うことで甘さを作り出しています。
また、ロッテの研究者はゼロに関してこのようなコメントも残しています。
ひとつひとつの原料を細かく選定し、さらなるチョコレートの美味しさを追求し、「糖類ゼロ」かつ「美味しい」チョコレートに仕上げました。
ロッテのゼロに限りませんが、紹介したチョコレートは研究者たちが苦労を重ねて完成させた結晶なんですね。糖質が気になる方にはおすすめです。
注意!太りやすいチョコレート
太りにくいチョコレートとは逆に太りやすいチョコレートもあります。
体型を気にしている方は注意しましょう。
ここでは注意すべき太りやすいチョコレートをお伝えします。
ズバリ、ホワイトチョコレートです。
理由は食物繊維が少ないからです。
ホワイトチョコレート
食物繊維:ほぼ0
ホワイトチョコレートは製造の過程でカカオマスが取り除かれます。そのため、食物繊維が少なく糖の吸収が急激に行われやすいのです。食物繊維の量は高カカオチョコレートの1/20程度です。
また、ホワイトチョコレートが原料である抹茶チョコレートも太りやすいことになります。ただし、抹茶が入っている分、通常のホワイトチョコレートよりは食物繊維が含まれています。
ちなみにミルクチョコレートは・・・
ちなみに、最もスタンダードなチョコレートと言えるミルクチョコレートは全乳粉などが含まれカカオマスの含まれる割合が低くなっています。そのため、太りやすさは中間くらいと言えます。
チョコレートでダイエットをする方法
ここまで、太りにくいチョコレートをお伝えしてきました。
ここでさらに食べ方を工夫するだけでチョコレートはダイエットにも効果的な食べ物でもあるのです。
ダイエット効果も期待できるチョコレートのおすすめの食べ方をお伝えします。
それはズバリ、食前20分前に食べることです。
なぜ、チョコレートを食前に食べるとダイエットに良いかというと次の2つの成分が関係しています。
・食物繊維
・カカオポリフェノール
食物繊維
食物繊維に関しては、先述しましたが糖の吸収を穏やかにし脂肪を付きにくくしてくれる効果があります。
食事の前にサラダを食べると太りにくいのと同じ効果です。
カカオポリフェノール
また、カカオポリフェノールもダイエットに効果的な成分です。
なぜなら、カカオポリフェノールには満腹中枢を刺激し満腹感を与えてくれる効果があるからです。
満腹感を与えてくれることにより、食べ過ぎを抑制できるためダイエットにうってつけなのです。
ちなみに、ホワイトチョコレートは「カカオマスを取り除いているため食物繊維が少ない」ということは先述しましたが、ホワイトチョコレートはカカオポリフェノールも少なくなっています。理由は、カカオポリフェノールもカカオマスに含まれる成分だからです。
どれくらい食べればいい?
どれくらいの量食べればいいかというと、
・高カカオチョコレート:1〜2カケ
・アーモンドチョコレート:3粒程度
このように、食事20分前に少しのチョコレートを食べることでダイエットに役立ちますです。
チョコレートには他にも健康効果がある
このようにチョコレート=太るというのは偏ったイメージです。
それどころか上手に食べればダイエットにも役立つ食品なのです。
チョコレートには、他にも健康効果があります。
例えば、
・血圧ピークの低下
・善玉コレステロールの増加
・抗酸化作用
・ストレスの軽減 etc.
もちろん食べ過ぎはどんな食べ物も良くありません。
しかし、効果的に取り入れて美味しく健康にダイエットできたら最高ですね。
食べ過ぎには注意して、疲れたらホッと一息ついてチョコレートを楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考:meiji
参考:ピエール マルコリーニ
参考:LOTTE
参考:meiji-みんなの健康チョコライフ