『オランダの風車の立ち並ぶ風景を見たい!』人は是非読んでください。
時期を選ばす、アムステルダムからフラッと行ける『ザーンセ・スカンス』がおすすめです。
風車といえばオランダの『キンデルダイク=エルスハウトの風車網』が頭に浮かぶのではないでしょうか?
しかし、実はキンデルダイクは時期、アクセスなどの条件によっては非常に行き難い場合が多々あります。
ザーンセ・スカンスを勧める理由と見所をご説明します!
風車を見るならザーンセ・スカンス!
まず、ザーンセ・スカンスを聞いたことが無いという方も多いと思うのでご説明します。
アムステルダムから北に15kmほどのところにあり、全体が伝統的な博物館になっているような村です
最大の見所はザーン川沿いに並ぶ12基のカラフルな風車群!
12基という数は、キンデルダイクの19基に次ぐ数です!
立ち並ぶ風車は巨大で、間近から見上げる巨大な羽が回る光景は圧倒的です。
色も鮮やかな緑の機体に赤いレンガの屋根で可愛くて、青い空の色にとても映えます。
風車にはマスタードづくり、デ・カット(染料)づくり、油絞りなどの役割があり、現役で稼働している機体もあります。
ザーンセ・スカンスには風車だけでありません!
チーズ工房や木靴工房などオランダの伝統的な光景を見ることができます。
チーズ工房では、様々なチーズが試食できます。クセが少なくお酒のお供だけではなく、単品で食べてもめっちゃ美味しかったです。チーズは検疫を通過して日本にお土産として持ち込みできます。
木靴工房はフォトジェニックなスポットとして有名です。外壁にたくさんのカラフルな木靴が飾られています。
建物は緑で可愛らしく、どことなく北欧の雰囲気も感じられます!
アムステルダムに来るならザーンセ・スカンス!
『ゴッホ美術館』,『アンネフランの家』,『ハイネケン・エクスペリエンス』などアムステルダムにはオランダを代表する観光地が多くあります。加えて、タリスやICEといった高速鉄道が通っているため、ドイツやベルギーからオランダを訪れる際はアムステルダムを拠点することが便利です。
このようにアムステルダムを拠点にする方はキンデルダイクよりもザーンセ・スカンスの方が圧倒的にアクセスが良いです!
ザーンセ・スカンスとキンデルダイクの両者へのアムステルダム中央駅からのアクセスを比較して見ましょう。
アクセス方法はバスと電車があり、おすすめはバスです。
《バス》
アムステルダム中央駅 からザーンセ・スカンス行きのバス(Connexxion bus 391)が15分おきに発車しています。乗り換えなしでいけます。
所要時間:約40分
バス運賃:片道5ユーロ
《電車》
アムステルダム中央駅から普通電車でZaandijk – Zaanse Schans駅まで(約17分)。
下車後、スタションス通りを進み、突き当りのホーフ通りを左に曲がると風車が見えてきます。(徒歩で約15分)。
所要時間:約30~35分
電車運賃:片道3.10~5.30ユーロ
一方、拠点がアムステルダムの時はキンデルダイクへは行きにくいのです。
詳しく知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。
http://oranda-tours.com/2016/03/29/kinderdijk/
冬季に来るならザーンセスカンス!
冬季に行くならザーンセ・スカンスがおすすめです。
実はキンデルダイクはベストシーズンが終わる10月〜3月までは村が閉鎖されてしまうのです。
一方で、ザーンセスカンスは村全体が博物館のような役割をしているため冬季でも稼働している風車を見ることができました。巨大な羽がぐるんぐるんと回っている光景は圧巻なのでぜひ稼働している風車を見て頂きたいです。
最後に
ザーンセ・スカンスをおすすめするポイントをまとめます
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- 風車の数はオランダで2位!
ザーンセ・スカンス12基(2番目)⇔キンデルダイク19基(1番目)
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- アムステルダムからのアクセスが圧倒的に良好!
ザーン・セスカンス40min⇔キンデルダイク:2h
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- 冬季も稼働する風車を観れる!
これまでのポイントをおさらいすると、
風車を見たい方で拠点をアムステルダムで考えている方はザーンセ・スカンスを強くおすすめします!特に冬季は!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
アムステルダム旅行の際は是非、参考にしてください!