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キッコーマンの減塩しょうゆの違いを比較・解説

減塩生活に欠かせない調味料の1つ「減塩しょうゆ」
減塩しょうゆのメーカーといえばキッコーマンが有名です。
しかし、キッコーマンからは6種類の減塩しょうゆが出ておりその違いが気になります。

そこで、この記事では、「キッコーマンの減塩しょうゆの違い」「キッコーマンのおすすめの減塩しょうゆ」を紹介いたします。
減塩中の方は、自分にあった減塩塩を選ぶためにも是非、この記事を読んで見てください。

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キッコーマンの減塩しょうゆの違い

キッコーマンの減塩しょうゆの違い

キッコーマンの減塩しょうゆの主要商品は主に7つです。
ここでは、キッコーマンの減塩しょうゆの違いを解説します。

名前だけ見ても違いがわからないので、「減塩率と栄養成分」「材料と製法」の違いという視点で違いを解説していきます。

減塩塩の3つの主要商品
・減塩しょうゆ

・特選丸大豆減塩しょうゆ

・いつでも新鮮 塩分控えめ丸大豆生しょうゆ
・いつでも新鮮 味わいリッチ 減塩しょうゆ
・いつでも新鮮 特選丸大豆減塩しょうゆ
・いつでも新鮮 超減塩しょうゆ
・いつでも新鮮 大豆ペプチド減塩しょうゆ

減塩率 と 栄養成分の違い

キッコーマンの7種類の減塩しょうゆの減塩率と栄養成分の違いを比較した表を下記に示します。

キッコーマンの減塩しょうゆの減塩率と西洋成分の比較表

それぞれ減塩率が異なることがわかりますね。
次にキッコーマンの減塩しょうゆを減塩率順に並べてみました。

減塩率  :66%
食塩相当量:0.8g
いつでも新鮮 超減塩しょうゆ
減塩率  :50%
食塩相当量:1.2g
減塩しょうゆ
特選丸大豆しょうゆ
いつでも新鮮 特選丸大豆しょうゆ
いつでも新鮮 大豆ペプチド減塩しょうゆ(だし入り)
減塩率  :40%
食塩相当量:1.4g
いつでも新鮮 味わいリッチ 減塩しょうゆ
減塩率  :25%
食塩相当量:1.9g
いつでも新鮮 塩分控えめ 丸大豆生しょうゆ

最も減塩率が高いのは「いつでも新鮮 超減塩しょうゆ」です。
一方で、カリウム量は他の減塩しょうゆと比較して多めになっています。決して、大量に含まれるというわけでは有りませんが、もしカリウム制限がある方は念のため把握しておきましょう。

一方で、最も減塩率が低いのは「いつでも新鮮 塩分控えめ 丸大豆しょうゆ」です。
実は、減塩しょうゆとは「しょうゆ100g中、食塩分が9g以下のしょうゆ」のことを指します。
この「いつでも新鮮 塩分控えめ 丸大豆しょうゆ」はこの基準を満たしていないため「減塩」とは表記されていません。

参考:財団法人日本醤油技術センター

材料 と 製法などの違い

キッコーマンの7種類の減塩しょうゆの材料と製法の違いを比較した表を下記に示します。

キッコーマンの減塩しょうゆの製法と材料の比較表

キッコーマンの7種類の減塩しょうゆの違いは次の4つの違いで説明できます。

キッコーマンの減塩しょうゆの材料と製法の違い
・ボトルの違い
・丸大豆しょうゆか否か
・火入れ処理の有無
・機能性表示食品の有無

<ボトルの違い>

キッコーマンのボトルは「硬質ボトル」「やわらか密封ボトル」かの違いがあります。
商品名に『いつでも新鮮』と付いているしょうゆは「やわらか密封ボトル」を採用しています。

しょうゆは空気に触れることで変質してしまいます。
しかし、「やわらか密封ボトル」ではしょうゆが空気に触れにくい。
そのため、常温保存でもしょうゆの色や風味を維持することができ、いつでも新鮮で美味しいしょうゆを味わえるメリットがあります。

 

<丸大豆しょうゆか否か>

キッコーマンのしょうゆは『”丸大豆”しょうゆ』というように、商品名に「丸大豆」と記載があるものがあります。
実は、「丸大豆」と記載の有るしょうゆと、「丸大豆」と記載の無い通常のしょうゆでは原材料の大豆の形態が異なります。

通常のしょうゆ脱脂加工大豆という、油を絞った大豆を原料に使う。キレのある風味とうま味が特徴。

丸大豆しょうゆ:油を絞る前の、丸い大豆を原料に使う。まろやかな風味と深みが特徴。

どちらが良い、悪いということはなく味に違いがあります。

 

<火入れ処理の有無>

キッコーマンのしょうゆには、『”生”しょうゆ』といったように、商品名に『生』と記載の有るものがあります。
『生しょうゆ』とは、火入れをしていないしょうゆのことです。

しょうゆは通常、品質の変化を防ぐために一度加熱して微生物の働きを不活性化させます。
生しょうゆの場合は、火入れを行う代わりにろ過して微生物を取り除きます。

火入れをしないことで、香りが和やかになります。

 

<機能性表示食品の有無>

「いつでも新鮮 大豆ペプチド減塩しょうゆ(だし入り)」は、血圧が高めの方に向けた機能性表示食品のしょうゆです。

しょうゆで機能性表示食品に指定されているものはとても珍しいです。

血圧が高めの方の血圧を改善する機能があることが報告されている「大豆ペプチド」が含まれています。(中略)通常のしょうゆの醸造では、大豆のタンパク質が分解されてできた大豆ペプチドが、さらに分解されて“うま味”のもととなるアミノ酸に変わりますが、キッコーマンは、独自の醸造技術によって、大豆ペプチドを豊富に含む製法を確立し、特許を取得しました。

無塩しょうゆもある

無塩しょうゆ

ここまで、キッコーマンの7つの減塩しょうゆの違いを解説してきました。
しかし、実は「無塩しょうゆ」というものも存在します。

残念ながらキッコーマンからは発売されていません。
無塩しょうゆとは、塩分がほとんど含まれないしょうゆです。

無塩しょうゆは塩味は薄く、通常のしょうゆの代わりに使用することは難しいでしょう。
しかし、しょうゆの風味や旨味成分が含まれているので和食のアクセントには利用できます。

おすすめの使い方としては減塩しょうゆを無塩しょうゆで割ることでさらに塩分の少ない減塩しょうゆを自分で作ることもできます。

興味がある方は、是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考:キッコーマン - しょうゆの種類

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