6月って一年の中で一番憂鬱な1ヶ月じゃないでしょうか。
連休もないし、虫がも出てくるし、そして何より梅雨!
実際、私もこの時期は毎日朝起きてまず憂鬱で、靴を濡らしながら出勤してしまいます。
「夏、早く来ないかなぁ」なんて思ってしまいます(暑いのも苦手なくせに)
しかし、そんな梅雨だからこそ、知って欲しいことがあります!
「梅雨はなぜ生じるのか?」
これを知ると憂鬱な雨音も夏の足音のように感じることができます!
止まない雨は有りません。
この記事では、こういった内容をご紹介致します!
【この記事の内容】
♦梅雨の発生メカニズムを3分で解説!
【この記事はこのような方におすすめ】
♦梅雨とは何か知りたい方。
♦梅雨の憂鬱を少しでも晴らしたい方
梅雨とは何か?
梅雨とはずばり、
5月〜7月にかけて発生する、梅雨前線により長期間の雨が降り続く気象現象!雨季の一種。
言い換えると、
梅雨とは気象現象。その発生源は"梅雨前線"である。
「じゃあ梅雨前線ってどうしてできるの?」となりますよね!
この後、梅雨前線の発生メカニズムを学びスッキリしましょう!
梅雨前線の発生メカニズム
梅雨前線は、停滞前線の一種です。
この○○前線とは、簡単に言うと2つの気団がぶつかる境目です。
気団とは空気の塊のことで、日本の上空には4つの気団が有ります。
名前 | 特徴 |
オホーツク気団 | 低温・湿潤 |
小笠原気団 | 高温・湿潤 |
シベリア気団 | 低温・感想 |
揚子江気団 | 温暖・乾燥 |
これらのうち湿潤な二つの気団、"オホーツク気団"と"小笠原気団"がぶつかることにより梅雨前線は発生します。
さらに、二つの気団が衝突すると、衝撃を逃すように上空に逃げ出し上昇気流が発生します。
しかも、この空気は湿度が高いために上空で雨雲を発生させ、そのため雨が振ってしまうのです。
これが梅雨に降る雨の原因です!
しかも、この二つの気団は同程度のパワーを持つので拮抗し、長期間にわたり同じ場所に留まり続けます。
この期間が"梅雨"と言うことです!
それでは、いつ梅雨は明けるのか?
小笠原気団は春〜夏にかけて成長し、その過程で寒冷なオホーツク気団を押し上げていくのです!
この小笠原気団が成長し、オホーツク気団に勝った時に梅雨前線が消滅し梅雨が明けるのです。
そして、高温・湿潤の小笠原気団が日本列島を包みこみ夏になるのです。
つまり梅雨は夏直前の準備段階で、夏が一歩一歩近づいている証拠でもあります。
こう考えると、梅雨も少しワクワクして過ごせませんか?
まとめ
梅雨とは、
梅雨前線が停滞することで毎年6~7月にかけて発生する雨季の1種である。
梅雨前線は、
小笠原気団とオホーツク気団が衝突する境目のこと。
その境目で発生する上昇気流により湿潤な空気が上昇し、上空で雨雲になる。
梅雨は、
小笠原気団が成長しオホーツク気団を段々と北に押し上げることで消失する。
すると、高温多湿の小笠原気団が日本列島を包み、梅雨明けと同時に夏が来る!
一歩一歩夏が近づいていると考えるとなんだか少しワクワク・ソワソワしてしまいます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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