ブラウザ 比較 作業効率 Chrome Firefox IE Edge Safari

 

普段、webのブラウザは何を使っていますか?
どういった基準で選んでいますか?

 

実は、ブラウザの選択は仕事の効率化にも影響するのです。

 

最近の統計でこのような話があります。

 

Adam Grant氏が30,000人を対象に、ブラウザの選択が仕事に対するパフォーマンスにどう影響するのかを調査しました。

その結果、
ブラウザとしてFirefoxとChromeを選択し利用している人は、
SafariとIE(Internet Explorer)を選択し利用している人よりも仕事の目標を達成できている
というとても興味深い統計データが取れたのです。

参考:mail online

 

PC作業ってなかなか捗らないことも多くストレス溜まりますよね?

今回は、より仕事を効率よく進めるために、選ぶべきブラウザをChrome、Firefox、Safari、Edgeの4つの主要ブラウザから比較していこうと思います。

 

【この記事でわかること】

♦選択すべきWebブラウザ
Chrome、Firefox、Safari、Edgeのシェア
◊Chrome、Firefox、Safari、Edgeのスピードの差
◊Chrome、Firefox、Safari、Edgeの拡張機能の違い

 

 

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ブラウザってなに?

ここでブラウザとは、誤解を恐れずに言わせてもらうと、

 

 

インターネットを利用するときに起動するアプリケーションのことです。
例えば、聞いたことはあると思いますがChrome、Firefox、IE、Microsoft Edge、Safari、Operaなどのことです。

 

 

htmlというC言語で書かれた情報を、人間にわかるように翻訳してくれます。
また、JavaScriptという言語で書かれたWeb上のアプリケーションを動作してくれたりします。

Chrome,IE,Firefox,Safariを比較

ここで、IEはサポートが終了し今後あMicrosoft Edgeへの切り替えをMicrosoftが推奨していることから、IEの代わりにMicrosoft Edgeを比較材料として検討していきます。

 

まずは、基本情報をまとめてみました

比較に必要なの情報は以下の4つです。

⑴対応OS
⑵市場占有率
⑶スピード
⑷拡張機能

 

【基本情報】

Chrome Firefox Edge Safari
開発元 Google Inc. Mozilla Foundation
Microsoft Apple
初版 2008年 2002年 Edgeは2015年
(IEは1994年)
2003年
標準搭載 Windows10以降 macOS/iOS
対応OS PC
Windows/macOS/Linux
スマートホン

iOS/Android
PC
Windows/macOS/Linux/FirefoxOS
スマートホン

iOS/Android
PC
Windows10/Xbox one
スマートホン

iOS/Android/Windows10 mobile
PC
macOS
スマートホン
iOS
市場占有率
(日本)
54.55% 6.37% 20.71%
(IE+Edge)
5.08%
スピード 4.5点 4点 3.5点 4.5点
拡張機能 5点 4.5点 3点 3点

⑴対応OS

ChromeとFirefoxが種々のOSに対応しています!
対応OSで重要なのは、次の二つです。

①PCで、WindowsOSとMacOSに対応しているか?
②スマートフォンで、iOSとAndoroidに対応しているか?

ということです。

Chrome Firefox Edge Safari
PCで
WindowsとMac
両方に対応
Windows10のみ MacOSのみ
スマホで
iOSとAndoroid
両方に対応
iOSのみ
その他 Linux Linux/FirefoxOS Xbox one
Windows10 mobile

 

ChromeとFirefoxが⑴と⑵の両条件を満たしています。

 

一方で、OSの開発元であるMicrosoftとAppleが提供している、EdgeとSafariはそれぞれ自社のOSへの対応を最優先に考えているようです。わざわざ導入する手間がないという意味では便利ですが、今後使い続けれるブラウザという意味では、OSの変更に対応していないため不便です。

 

また、PCはWindowsだけど、スマホはiPhoneという人もいると思います。
そういう場合にもChromeとFirefoxであれば共有して使えるので、この2つがお勧めです。

⑵市場占有率

圧倒的にChromeが市場のシェアを占めています!

 

市場占有率を比較する意味は二つあります。

①ユーザーが多いため、設定で困った時に検索で解決策が見つかりやすい。
②ゲームなどで動作が保証されている推奨ブラウザに指定される事が多い。

③人気があるのは、信頼が置けるブラウザである証拠。

 

もう少し詳しく解説します。

①ユーザーが多いため、設定で困った時に検索で解決策が見つかりやすい。

動画が表示されない、急に動作が重くなったなどの問題が起きる時があると思います。
このうような時に例えば「Chrome 重い 原因」と検索すればすぐに解決策が出てきます。
また、拡張機能などを導入する際にも、検索ですぐに方法がわかるということはとても便利です。

 

 

②ゲームなどで動作が保証されている推奨ブラウザに指定される事が多い。

ゲームなどではブラウザが推奨以外のブラウザでは正常に動作しないこともあります。
ゲームを製作する側としては普及しているブラウザで正常動作を保障する必要があります。
そのため、人気のブラウザはネットで動作するゲームなどをプレイする際にも重要です。

 

 

③人気があるのは、信頼が置けるブラウザである証拠

今回比較する4つのブラウザは信頼と実績のあるブラウザなので気にすることはありません、

 

 

じゃあ、どのブラウザが人気なの?

 

ずばりChromeです。

 

下記の画像は、ブラウザの日本でのシェアの比率を表しています。
昔は、インターネットブラウザといえばInternet Expoloreというイメージで、Chromeは一部のITに強い人が使っているイメージでしたが、現在では全く違います。

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share

 

また、世界的にみてみても、Chromeの勢いがえげつないことになっていることがわかります。

 

ブラウザ 世界シェア
2009年頃はIEがシェアを圧倒していました

ブラウザ 世界シェア
2015年には、世界的にChromeが圧倒的なシェア。しかし、日本ではIEが主流です。

ブラウザ 世界シェア
2019年。ほぼ緑(Chrome)です。むしろOperaが意外としぶとい。

出典:Statcounter Globalstats

⑶スピード感

スピード感はChromeとSafariが最速!

 

昔は重いページだと1分〜2分かかることもざらでした。
しかし、ネット社会の現在では1ページを表示するのに10秒かかってしまうとストレスを感じてしまいますよね。

 

それだけページを表示するスピードは重要な比較項目です。
今回は、Speedometor2.0というベンチマーク用の海外のサイトでスピードを計測しました。

計測対象

Mac:Chrome,Firefox,Safari
Windows:Chrome,Edge

MacとWindowsのChromeの結果で規格化し、Chrome,Firefox,Edge,Safariのブラウザを比較可能な値にしました。

 

結果としては、

ほぼ同率 1位 :Chrome と Safari(⇐おすすめ!
3位 :Firefox
4位 :Edge

 

Speedometor ブラウザ スピード 比較
Speedometorによる計測結果

 

それぞれ、2〜3回ずつ計測しましたが、値はほとんど変わりませんでした。
また、この結果は参考1などの他の比較サイトの順位をみても同様の結果が得られているので信用できる値だと思います。

参考1:Introduction the JetStream 2 Benchmark Suite

 

しかし、これらのブラウザはどれも高速を謳っており、体感としては大きな差はありません
それでもChrome、Safariが基本性能として、早いことは確かだと思います。

 

しかし、「拡張機能を多く入れたい」、「メモリ消費の多いゲームをしたい」という方はFirefoxがおすすめです!
理由は、実はChromeはメモリ消費が多くなりやすいのですが、逆にFirefoxは、Chromeよりも30%もメモリ消費を抑えてくれます
メモリ消費はスピードを遅くする原因にもなります。

参考2:Gigazine

⑷拡張機能(アドオン)

拡張機能数で選ぶのであれば、断然ChromeかFirefoxです!

 

拡張機能ってなに?と思われる方も多いと思います。

ブラウザ拡張機能とは、
様々な方法でウェブブラウザの機能を拡張するためのコンピュータプログラムである。
ブラウザやバージョンによっては、プラグインもしくはアドオンといった同じ意味の用語。

 

つまり、ブラウザに便利な機能を付け足せるのです。

拡張機能の例としては、以下のようなものがあり、とても便利です。

 

じゃあ、拡張機能が多いブラウザとはなんなのか?

 

拡張機能数で選ぶのであれば、断然ChromeかFirefoxです。
もちろん、SafariやEdgeにも主要な拡張機能は追加することはできます。
しかし、ブラウザを自分用にカスタマイズしたい!という方はChromeかFirefoxを使っておくことをお勧めします。

 

しかし、拡張機能は便利な一方で、拡張機能の入れすぎはブラウザが重くなってしまう原因にもなるので入れすぎには注意しましょう。

まとめ

ここでは、Chrome、Firefox、Edge、Safariの主要4ブラウザのスペックと機能を比較してきました。

【まとめ】

おすすめのブラウザは?と聞かれたら、

 

 

だから、拡張機能を多く使いたい人やメモリ消費の多い作業をする人には、

●Firefoxがおすすめ!
ChromeよりもFirefoxの方がメモリ消費が少なく済むのでサクサク動作します。

 

Chrome Firefox Edge Safari
開発元 Google Inc. Mozilla Foundation
Microsoft Apple
初版 2008年 2002年 Edgeは2015年
(IEは1994年)
2003年
標準搭載 Windows10以降 macOS/iOS
対応OS PC
Windows/macOS/Linux
スマートホン

iOS/Android
PC
Windows/macOS/Linux/FirefoxOS
スマートホン

iOS/Android
PC
Windows10/Xbox one
スマートホン

iOS/Android/Windows10 mobile
PC
macOS
スマートホン
iOS
市場占有率
(日本)
54.55% 6.37% 20.71%
(IE+Edge)
5.08%
スピード 4.5点 4点 3.5点 4.5点
拡張機能 5点 4.5点 3点 3点

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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