減塩の基本は自炊です。
しかし、減塩といっても毎回自炊はキツイ!
「自炊は面倒だ」という方も安心してください。
インスタント食品やレトルト食品での減塩も可能です!
この記事では、面倒くさがりでも簡単に減塩できるおすすめのレトルト・インスタント食品を紹介します。
「楽に簡単に減塩をしたい」という方は、是非読んでください。
目次
レトルト食品で減塩できるのか?
「減塩したいけど、自炊は面倒」という自炊が苦手な方必見!
レトルト食品でも減塩可能です!
塩分摂取目安量は自分の症状によりますが、ここでは日本高血圧学会で推奨する一日6gを目安と考えています。
私がIgAで闘病中も一日6gを摂取目安としていました。
一方で、レトルト食品は塩分が高く減塩中は避けるべき食事の代表例の一つのようなイメージがあります。
しかし、1食の塩分を2g以下に制限できるレトルト食品もあります。
レトルト食品で減塩できるのであれば、レンジでチンするだけで簡単に塩分制限された食事ができます。
そのため、無理せず減塩を継続できることはレトルト食品で減塩をするメリットです。
また、レトルト食品には食塩相当量もしくはナトリウム量がパッケージに記載されています。
そのため、塩分量が簡単に把握しやすいというメリットもあります。
ここでは、1食の塩分を2g以下に抑えることができるおすすめのレトルト食品を紹介します。
具体的には以下の3つの種類のレトルト食品です。
2.レトルト介護食
3.レトルト幼児食
次の章から詳細解説をしていきます。
1.減塩できるおすすめの『減塩レトルト食品』
自炊が面倒な時には減塩レトルト食品がおすすめです。
「減塩レトルト食品って何?」と思うかもしてませんが、ここでは塩分が調整されたレトルト食品のことを減塩レトルト食品と呼ぶことにします。
通常レトルト食品といったら塩分が高いですが、
減塩レトルト食品はおよそ0.5g〜2.0g以下に調整されています。
そのため、減塩中でもレトルト食品を食べることができます。
ここでは、おすすめの減塩レトルト食品を紹介いたします。
大塚食品 マイサイズ /マイサイズ いいね+
個人的におすすめなのは大塚食品の『マイサイズ 』シリーズ。
マイサイズ シリーズのおすすめポイントはこちら。
・味の種類が豊富
・安価(¥100程度)
マイサイズシリーズは、塩分が1.6g〜2.0g程度と非常に塩分が少ないく、塩分制限目標1食2gをクリアできます。
味も様々な種類が発売されていて、減塩中にはほとんど食べる機会がない、麻婆丼や中華丼、親子丼なども、レンジでチンするだけで簡単にできます。
しかも、1パック約100円と安い!
大塚食品からは、さらに塩分やたんぱく質を気にする方向けに『マイサイズ いいねプラス』シリーズが発売されています。
いいねプラスの特徴はこちら。
・たんぱく質や糖質への配慮もある
(『たんぱくと摂りたい方』『糖質が気になる方』)
・比較的安価(¥180程度)
『いいねプラス』には3つのシリーズがあります。
そのため、目的に合わせてどのシリーズにするか選ぶことができます。
『いいねプラス』のシリーズ
・塩分が気になる方
・たんぱくと摂りたい方
・糖質が気になる方
『塩分が気になる方』向けの食品では塩分が1.0g以下に調整されています。
多めに塩分を摂りすぎた時には『塩分が気になる方』向けがおすすめです。
また、『たんぱくと摂りたい方』『糖質が気になる方』でも塩分は2.0g以下に調整されています。
減塩と一緒にダイエットしたい方にはこちらもおすすめです。
ハウス食品 ラクケア(低たんぱく)
たんぱく質と塩分が調整されています。
・低たんぱく
・種類は6種類
・比較的安価(¥250程度)
さらに、低たんぱくに調整されているため腎臓に病気を持っている方におすすめです。
キッセイ薬品 ゆめ
料理がそのままパックされているので、レトルト食品には思えないクオリティです。
・低たんぱく
・低リン
・種類豊富
・比較的高価(¥240〜¥400程度)
さらに、低たんぱくでもあるので、腎臓に病気を持っている方におすすめです。
そのため気軽に本格的な制限食を食べることができます。
石井食品 配慮食
野菜やお肉をふんだんに使用しているため、味が本格的でレトルトなのにとても美味しいです。
・無添加調理
・4種類
・比較的高価(¥330程度)
「1食の塩分2g」という目標からすると塩分量には十分な余裕があります。
ナチュラルな食品です。
塩ぬき屋 食塩不使用カレー
塩味は感じないのに辛さと旨味が味わえる、新感覚のカレーです。
・保存料、香料、着色料無添加
・高価(¥1060/2個程度)
そのため、無塩カレーの塩分は0.1gと劇低す。
塩ぬき屋の無塩カレーは塩分制限が厳しい方でも食べられる減塩レトルト食品です。
2.減塩できるおすすめの『レトルト介護食』
減塩にはレトルト介護食も便利です。
レトルト介護食は味付けが薄く、やわらかめですが肉そぼろや肉じゃがなどを簡単に楽しめます。
価格帯としては¥200程度が多く、比較的安価。
また薬局に置いてあるため入手が楽なのがメリットです。
消化にもいいため、胃腸が弱い方にもおすすめです。
ここでは、減塩におすすめのレトルト介護食を紹介します。
キューピー やさしい献立
キューピーの『やさしい献立』は、「誰にとってもやさしい食事」であることを目指し開発した食品です。
キューピーは「介護食」の基本特許を取得しており、介護食のパイオニアでもあります。
『やさしい献立』はそんなキューピーの代表的な介護食で、身体に配慮されており減塩にも向いています。
キューピーの介護食『やさしい献立』には次のような特徴があります。
・種類が豊富
・比較的安価(¥180程度)
・ユニバーサルデザインフード認定
キューピー やさしい献立の塩分は0.7g〜1.4g程度とバッチリ減塩できます。
種類も豊富で、価格も¥180程度と安価なのも食べ続ける上では嬉しいポイントです。
また、日本介護食品協議会が制定した企画に適合するユニバーサルデザインフードに認定されています。
「ユニバーサルデザインフード」とは、日常の食事から介護食まで幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品
ユニバーサルデザインフードとは単に介護食というわけではなく、「色々なことに配慮された食品」のことです。
もちろん、減塩にもおすすめです。
アサヒ食品 バランス献立
アサヒ食品の『バランス献立』は食材のバランスを考えて作られたレトルト介護食です。
赤・黄・緑の3色食品群の考え方に着目してメニュー設計がされており、減塩とバランスの良い食事の両方をサポートしてくれます。
アサヒ食品の『バランス献立』には次のような特徴があります。
・種類が豊富
・比較的安価(約¥180)
・本格出汁使用
・ユニバーサルデザインフード
アサヒ食品のバランス献立は塩分がほぼ1.0g以下に調整されており、減塩にも適しています。
種類も豊富で、価格も¥180程度と安価なのも食べ続けるうえでは嬉しいポイント。
また、本格出汁を使用しており薄味でも旨味を活かした味付けになっています。
こちらも「ユニバーサルデザインフード」に認定されています。
ハウス食品 ラクケア(やわらか食)
ハウス食品の『ラクケア(やわらか食)』シリーズでも減塩できます。
こちらは減塩レトルト食品の章で紹介した『ラクケア 』の介護食バージョン。
低たんぱくシリーズとの違いは「やわらかさ」を追求したところ。
食事の能力が落ちていない方は、減塩レトルト食品のパートで紹介した『ラクケア (低たんぱく)』をおすすめします。
『ラクケア(やわらか食)』には次のような特徴があります。
・種類が豊富
・比較的安価(約¥180)
・ユンバーサルデザインフード
ハウス食品の『ラクケア (やわらか食)』は塩分1.0g以下でバッチリ減塩できます。
種類も豊富で、価格も¥180程度と安価なのも食べ続ける上では嬉しいポイント。
上記で紹介した『ラクケア (低たんぱく)』(¥250程度)よりも安いことはやわらか食を選択するメリットです。。
美味しさを選ぶなら、ラクケア (低たんぱく)。
価格の安さを選ぶなら、ラクケア (やわらか食)がおすすめ。
ラクケア (やわらか食)も、ユニバーサルデザインフードに認定されています。
※ラクケア (低たんぱく)は、ユニバーサルデザインフードの認定はありません。
3.減塩できるおすすめの『レトルト幼児食』
レトルト幼児食でも減塩できます。
幼児食は赤ちゃんでも食べられるように低刺激なので塩分も控えめだからです。
しかし、上述した減塩レトルト食品やレトルト介護食と比べ、
レトルト幼児食での減塩は人によってはおすすめできません。
なぜなら、レトルト幼児食は食べ応えがないからです。
どういうことかというと、
レトルト幼児食の味付けは甘めで優しい味が多い。
さらに、幼児用なので1食の量も少なめ。
そのため、大人が食べるには食べ応えがなく物足りなく感じてしまうのです。
このように、レトルト幼児食は正直食べ応えはないのですが、それを改善する方法もあります。
それは、対象年齢の高いタイプのレトルト幼児食を選ぶことです。
理由は、対象年齢が上がるほど噛みごたえや味付けがしっかりしているため美味しいからです。
幼児食は一般に「3ヶ月まで」「6ヶ月まで」「1歳まで」のように成長に合わせて作られています。
対象年齢「1歳以上」の幼児食がおすすめです。
ここでは減塩ができ、なおかつ対象年齢が高く食べ応えがあるレトルト幼児食を紹介します。
和光堂 グーグーキッチン
減塩できるレトルト幼児食なら、レトルト幼児食で有名な和光堂の『グーグーキッチン』シリーズがおすすめです。
理由はこの後説明します。
グーグーキッチンシリーズの中でも、
『BIGサイズのグーグーキッチン』と『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』というシリーズが減塩にはおすすめです。
『BIGサイズのグーグーキッチン』と『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』を紹介します。
まずは、『BIGサイズのグーグーキッチン』の特徴を紹介します。
・比較的安価(¥160程度)
・種類豊富
・通常の幼児食よりも食べ応えあり
『BIGサイズのグーグーキッチン』は塩分は0.6g程度なので減塩はバッチリです。
値段も¥160程度と比較的安価で、種類も豊富。
『BIGサイズのグーグーキッチン』の最大の特徴としては、食べごたえ!
主食メニューは大容量130gで、おかずメニューは大きめ具材がゴロゴロ。
通常の幼児食に比べると大満足の食べごたえです。
次に『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』の特徴を紹介します。
・価格(¥160程度)
・野菜も摂れる
『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』は塩分は0.6g程度なので減塩はバッチリです。
値段も¥160程度と比較的安価で、種類は6種類の味が楽しめます。
『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』の最大の特徴としては、野菜が摂れるところ!
なんと10種類の緑黄色野菜がたっぷり使われています。
もちろん、幼児食ですので大人はこれで十分というわけにはいきませんので、できれば野菜は野菜でサラダや蒸し野菜なども食べるようにしましょう。
グリコ 1歳からの幼児食
グリコの『1歳からの幼児食』も安価で減塩におすすめです。
『1歳からの幼児食』シリーズは、1歳からの成長に合わせ、一度に12種類もの野菜を摂ることができる幼児食です。
着色料・香料・化学調味料・保存料も不使用です。
『1歳からの幼児食』特徴はこちらになります。
・種類豊富
・安価(¥100程度)
『1食分の野菜が摂れるグーグーキッチン』は塩分は0.7g以下なので減塩はバッチリです。
種類も豊富で、価格は¥100程度と安価で続けやすいです。
参考:グリコHP
減塩レトルト食品を買うならネットがおすすめ!
減塩レトルト食品を買うならamazonや楽天などネット通販がおすすめです。
理由は、
・スーパーよりも安く買える
・色々な味が確実に買える(スーパーだと種類が少ない)
・そもそもスーパーに置いてない時もある
・まとめ買いするときに楽
からです。
ここまで紹介したレトルト食品は普通のスーパーや薬局にもあります。
私が住んでいる近くスーパーにもマイサイズ シリーズは売っていました。
しかし、ネットだと100円のものがスーパーだと113円と高いことがあります。
また、ネットだと20種類以上の味を取り揃えているのに、スーパーや薬局では4,5種類の味しか置いてないこともあります。
そもそも、スーパーや薬局にはあまり売られていないシリーズもあります。例えば、『マイサイズ いいねプラス』が売っていなかったり、『無塩カレー』はスーパーで見たことはありません。
また、ネットならまとめ買いが出来るのが楽です。レトルト食品は保存がきくのでまとめ買いしてストックしておきましょう。
ついでにレンジでチンして食べられるご飯がある便利です!
ご飯と合わせて4分でご飯の準備が終わります(笑)
あと、レトルトご飯ならamazonなどで買うとめちゃくちゃ安いですし!
最後までお読みいただき有難うございました。
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【参考】
参考:日本高血圧学会
参考:大塚食品HP
参考:ハウス食品HP
参考:キッセイ薬品HP
参考:石井食品HP
参考:無塩ドットコム
参考:キューピー食品HP
参考:アサヒ食品HP
参考:和光堂HP
参考:グリコHP