今回のテーマは『マヨネーズで減塩』です。
マヨネーズは直感的には塩分は低いような気がします。
ドレッシング類の塩分は非常に高いということはよく知られており、塩分制限中の方はサラダを無味で食べている方も多いのではないでしょうか?
もしマヨネーズが使えるのであれば、減塩中でも美味しくサラダが食べれますよね!
そこで今回は、マヨネーズの塩分を中心に以下のトピックについて解説していきます。
・マヨネーズの塩分
・マヨネーズと他の調味料の塩分の比較
減塩をしていきたいという方は、是非呼んでください。
目次
マヨネーズの塩分量はどれくらいなのか?
一般的なマヨネーズの塩分をまずは紹介します。
マヨネーズの塩分
マヨネーズは全卵型と卵黄型に分けられます。
そこで、全卵型と卵黄型で塩分も変わってくるため、それぞれの塩分を調査しました。
今回は『FOOD & COOKING DATE 塩分早わかり 第3版』(女子栄養大学出版)の値を参考にしました。
塩分はそれぞれ次の通りです。
タンパク質 0.2g
タンパク質 0.3g
理由としては、卵の黄身には白身よりも多くのナトリウムが含まれているからだと考えられます。
マヨネーズの塩分は少ないのか?多いのか?
上記の調査より全卵型(大さじ1)で0.2g、卵黄型(大さじ1)で0.3g程度で、やはり感覚的にはマヨネーズの塩分は少ない気がしますね。
しかし、マヨネーズは他のドレッシングと比較して本当に塩分は少ないのでしょうか?
そこで、ここではマヨネーズの塩分を他のドレッシングと比較してみました。
ここでは、サラダにかけることを想定して和風ドレッシングや、フレンチドレッシング、中濃ソースなど10種類のドレッシング・ソース類比較対象とします。
今回は『FOOD & COOKING DATE 塩分早わかり 第3版』(女子栄養大学出版)の値を参考にしました。
タルタルソース(マヨネーズから作られます)やトマトケチャップなど低塩分のソース類もあることがわかりますが、多くのドレッシングは塩分0.4g~0.8gとマヨネーズの2倍〜4倍程度の塩分があることがわかります。
このように、マヨネーズは他のドレッシング類やソースなどと比較しても塩分は少ないことがわかりました。
サラダを食べるならドレッシングよりもマヨネーズがおすすめ
以上より、サラダに何か調味料をかけたい際はドレッシングよりもマヨネーズを使用することで塩分を制限できるということがわかりました。
サラダにはドレッシングよりもマヨネーズがおすすめ!
また、マヨネーズにレモン汁などを加えて作るタルタルドレッシングも塩分が比較的低いドレッシングと言えます。
減塩中はサラダは無味でも食べれますが、マヨネーズやタルタルソースを使用することで減塩しながらも美味しくいただけますね!
『減塩マヨネーズ』もある
もともと比較的塩分が低いマヨネーズですが、実はマヨネーズには『減塩マヨネーズ』と呼ばれているマヨネーズもあります。
減塩マヨネーズとは、「通常のマヨネーズよりも塩分の低いマヨネーズ」のことです。
ここではおすすめの減塩マヨネーズとして2種類の商品を紹介します。
(減塩マヨネーズは3種類ほど存在しかないと思います)
●MMマヨネーズ
MMマヨネーズは食塩不使用のマヨネーズです。
食塩は使用していませんが、卵に元々含まれているナトリウムにより微量の塩分相当量はあります。
大さじ1あたりの塩分量は次のようになります。
商品 | 大さじ1の塩分 |
マヨネーズ・全卵型 | 0.2g |
マヨネーズ・卵黄型 | 0.3g |
MMマヨネーズ | 0.1g |
●キューピーアマニ油マヨネーズ
キューピーアマニ油マヨネーズは、血圧が高めの方向けの塩分30%カットマヨネーズです。
このキューピーアマニ油マヨネーズには低塩分というだけではなく、もう一つの特徴があります。
キューピーアマニ油マヨネーズに特徴的なアマニ油には必須脂肪酸の一つであるオメガ3(α-リノレン酸)が多く含有されています。このα-リノレン酸により「血圧を下げる」機能性表示を取得しております。
大さじ1あたりの塩分は次のようになります。
商品 | 大さじ1の塩分 |
マヨネーズ・全卵型 | 0.2g |
マヨネーズ・卵黄型 | 0.3g |
キューピーアマニ油マヨネーズ | 0.07g |
通常のマヨネーズでも十分に減塩できますが、興味がある方は『減塩マヨネーズ』も試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考:『FOOD & COOKING DATE 塩分早わかり 第3版』(女子栄養大学出版)
参考:キュピー - キューピーアマニ油マヨネーズ