
こんにちは、キリです。
理系ならわかっていただけると思いますが、アナログゲームで自分の考えた戦略がバッチリハマった時の気持ち良さは最高ですよね!
しかし、そんな思考ゲームにも一つ難点があります。
「レベルが違いすぎると面白くない!」
例えば、子どもvs親、兄vs年の離れた妹、年上彼氏vs年下彼女などなど・・・
負けている方はもちろん、買っている方もなんか微妙な感じになってしまいますよね。
「論理的な思考が必要なゲームがしたいけど、実力差がですぎるのは面白くない」
そんな方々におすすめの数字当てゲームがずばり"タギロン"です!
タギロンは論理思考ゲームでありながら大人と子供でもかなり白熱したゲームができる数字当てゲームです!
今回の記事では、タギロンの遊び方や白熱した面白さをお伝えしたいと思います。
タギロンとは
質問カードで相手に質問をしながら、相手の手札を論理的に推理し先に当てた方が勝利という論理数字当てゲームです。
「ヌメロン」という数字当てゲームも有名かと思いますが、次のような違いがあります。
・質問カードの取り合いになるため、数字だけの攻防ではなく駆け引きもある
・2人〜最大4人でも遊べる。
この違いがプレイヤー同士のレベルの差を埋めて、緊張感のある一手差のゲームになる要因だと思います。
プレイ時間は10分ほどでルールもやりながら覚えればいいのですぐに開始できます。
勝つときも、負けるときも「あと1手だったのに!」というレベルで切迫した試合になるので「次は勝てる!」と何度もやりたくなるゲームです。
タギロンのルール(2人プレイ)
【使うもの】
・数字タイルは全20枚。
・質問カード21枚
質問カード
【勝利条件】
相手より早く、相手の数字タイル5枚の「数字・色・位置」を当てた方が勝利です。
【準備】
①数字タイルを相手に見えないように5枚とります。
②相手に見えないように、次の規則通りに5枚のタイルを並べます。
・左から小さい順に並べる
・同じ数字の場合は赤が左、青が右
③質問カードをシャッフルし山札とし、上から6枚を表にして場に出します。
【ゲームの流れ】
①先攻・後攻を決める
②先攻は場の質問カードから一枚を選び、相手に質問をする。
③後攻はその質問に正直に答える。
④相手にぶつけた質問は自分で持っておき、山札から新しく質問カードを1枚補充する。
⑤次は高校の質問の番で、交互に質問を繰り返し相手のタイルの「数字・色・位置」を絞り込む。
⑥相手の数字がわかった時点で「宣言」を行い、質問をする代わりに「数字・色・位置」を宣言します。
⑦相手は正解か不正解かを告げ、正解であれば当てた方の勝利です。宣言が一部でも間違っていた場合は「違います」とだけ伝えます。(当たっている場所を教える必要はありません)
【引き分けになるときもある】
・先攻が宣言成功した場合は、次のターンで後攻も宣言でき成功すれば引き分けです。
・質問カードが全て無くなった時に、正解がでない場合は引き分けとなります。
3〜4人プレイでもできる!
2人プレイとの大きな違いは、相手のタイルではなく場に伏せた数字タイルを当てることです。
3人プレイ | 4人プレイ | |
勝利条件 | 場に伏せてある5枚の「数字・色・位置」を当てる | 場に伏せてある4枚の「数字・色・位置」を当てる |
準備 | 各自5枚づつ配る。 残りを場に伏せる。 |
各自4枚づつ配る。 残りを場に伏せる。 |
進行 | 質問には、自分以外の他2人共が答える。 | 質問には、自分も含めて4人全員が答える。
ただし、次の2枚の質問カードは除外する。 |
宣言 | 自分の手番以外にも宣言可能。 宣言は一度のみで、自分だけが伏せカードを確認。 外したら脱落。ただし、最後まで相手の質問には答えなければならない。当てた順で1位、2位・・・と順位をつける。 |
質問カードの種類。答え方に注意!
質問カードの意味が紛らわしいのでこの3つだけは違いを覚えましょう!
聞かれ方の違い | 答え方 |
〜はどこ? 例:「同じ色が隣り合っている数字タイルはどこ?」 |
カードの位置を答えます。 例:「左から2枚目と3枚目」 |
〜の合計は? 例:「赤の数の合計は?」 |
カードの数字の合計の数字を答えます。 例:「4」、「6」 |
〜は何枚ある? 例:「青の数字タイルは何枚ある?」 |
カードの枚数を答えます。 例:「1枚」、「3枚」 |
タギロンが捗る便利ツール!『タギロンメモ』
タギロンをやるときに、頭で覚えるのは無理です。
そのため必然的にメモが必要になるのですが、外でやるときにはメモがないときもあると思います。
メモがないときでもこちらのタギロンメモというツールを使えば、効率よくメモができるので便利です。
これを覚えておけば、外出先などのメモがないときでもスマートにタギロンができるようになります。
タギロンメモ - JERRY JERRY CAFE
仮想プレイしてみよう
あなたは先攻です!
表の左側の質問の内容を見て後攻の手札を当ててみましょう!
後攻の手札は見ていないものとして考えて見ましょう。
右は後攻の質問欄ですがギリギリ手札が絞れていないはずなので興味があればこちらもチェックして見てください。
1手目 | [先攻]青のタイルは何枚ある?
[後攻]2枚です |
[後攻]奇数は何枚ある?
[先攻]3枚です |
2手目 | [先攻]中央の3枚の数の合計は?
[後攻]8です |
[後攻]赤のタイルは何枚ある?
[先攻]2枚です |
3手目 | [先攻]偶数は何枚?
[後攻]5枚です |
[後攻]同じ色が隣り合っているタイルは?
[先攻]ありません |
4手目 | [先攻]小さい方から3枚の数の合計は?
[後攻]2です |
[後攻]5はどこ?
[先攻]左から3枚目です |
5手目 | [先攻]同じ数字のタイルのペアは何組ある?
[後攻]1組です |
[後攻]数が連続している数字タイルはどこ?
[先攻]左から1枚目,2枚目,3枚目と左から4枚目,5枚目です |
6手目 | [先攻]青の数の合計は?
[後攻]2です |
[後攻]数字タイル全ての数の合計は?
[先攻]29です |
7手目 | [先攻]宣言します!
[後攻]正解です! |
[後攻]絞りきれてないけど宣言します。 (先に当てられたから無理でも宣言しなければ)[先攻]不正解です |
お盆や正月に家族で!
どうだったでしょうか?
仮想ゲームもやってもらいましたが、なかなかギリギリの攻防でしたよね!
このように、意外とゲームバランスが取れていて大人vs子供でも楽しめるゲームになっております。
相手のカードがわかった時の気持ち良さはついガッツポーズが出てしまうほどです。
お盆休みやお正月などぜひ家族でやって見てはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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